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キッチンを対面にしようと思うんだけど、オープンキッチンにするか迷ってるんだよね…。
オープンキッチンはメリット・デメリットありますが、個人的にはオススメですよ!
この記事でわかること
- キッチンの種類
- オープンキッチンのメリット・デメリット
- オープンキッチンにオススメの設備
- セミオープンキッチンについて
キッチンの種類と特徴
キッチンには様々な種類がありますが、大きく3つの特徴から考えることができます。
- どんな形か
- 対面か、非対面か
- オープンか、クローズドか
どんな形か
キッチンの形は、次の4種類に分けられます。
キッチンの形 | 特徴 |
---|---|
Ⅰ型 | シンク・コンロが一直線になっている形 |
L型 | L字型になっている形 |
U型 | U字型になっている形 |
Ⅱ型 | シンクとコンロが通路を挟んで前後に分かれている形 |
対面か、非対面か
キッチンを設置する位置によって、対面か、非対面かに分かれます。
キッチンの向き | 特徴 |
---|---|
対面 | リビングやダイニング側にシンクやコンロがある |
非対面 | 壁側にシンクやコンロがあり、リビングやダイニングに背を向ける |
オープンか、クローズドか
キッチンとリビング・ダイニングの間に壁があるかどうかで分けられます。
壁の有無 | 特徴 |
---|---|
オープン | キッチンとリビング・ダイニングの間に壁が一切ない |
セミオープン | キッチンとリビング・ダイニングの間に一部壁がある |
クローズド | キッチンとリビング・ダイニングが完全に分離している |
キッチンの種類と特徴
以上を踏まえた上で、それぞれのキッチンについての特徴をまとめました。
キッチン | 形 | 対面・非対面 | オープン・クローズド |
---|---|---|---|
アイランドキッチン | ・Ⅰ型 ・Ⅱ型 | 対面 | オープン |
ペニンシュラキッチン | ・Ⅰ型 ・Ⅱ型 ・L型 | 対面 | ・オープン ・セミオープン |
壁付けキッチン | ・Ⅰ型 ・Ⅱ型 ・L型 ・U型 | ・対面 ・非対面 | ・オープン ・セミオープン ・クローズド |
アイランドとは「島」を意味し、壁から完全に切り離されたキッチンを指します。
形はⅠ型、もしくはシンクだけアイランドにしてコンロを壁付けにするⅡ型があります。
基本的に対面式で、壁は設置しないのでオープンキッチンとなります。
ペニンシュラとは「半島」を意味し、片側が壁に接しているキッチンを指します。
形はⅠ型、Ⅱ型、L型などがあります。
対面式でオープンキッチン、もしくは腰壁があるセミオープンキッチンとなります。
壁に沿って設置するタイプのキッチンです。
形はⅠ型、Ⅱ型、L型、U型と幅広く対応できます。
Ⅱ型、L型、U型は対面式も可能で、オープン・セミオープン・クローズドキッチンが選べます。
オープンキッチンのメリット
我が家で感じたオープンキッチンのメリットは、以下の通りです。
- 開放感がある
- 食事の準備や片付けがしやすい
- 作業スペースが広く確保できる
- リビングやダイニングの様子が確認しやすい
- 片付けの意識が高まる
開放感がある
オープンキッチンの最大のメリットは「開放感」です。
「LDKを広くしたい!」という方には、オープンキッチンは絶対にオススメです。
我が家は広くて開放的なLDKを求めていたので、オープンキッチンは我が家の要望を叶えてくれるベストな選択でした!
食事の準備や片付けがしやすい
オープンキッチンにしたことで、キッチンとダイニングの間のやりとりがとても楽になりました。
カウンターを広く取ったこともあり、食事の準備や食器の片付けで、食事や食器を持ったままの移動距離を最小にすることができました。
複数人で協力すれば、1人はキッチンで料理を出す、もう1人はダイニングで料理を受け取るという役割分担をすることができます。
作業スペースが広く確保できる
オープンキッチンにすることで、作業スペースを広く確保できました。
Ⅰ型キッチンの作業スペースは、シンクとコンロの間になります。
オープンキッチンでは、この作業スペースの奥行を広げることができます。
料理を数種類用意する場合や、大人数の食事を用意する場合は、食材や皿の用意で使うスペースも増えるので、広い作業スペースは重宝します。
作業スペースはダイニング側にも繋がっていて、パソコン作業をすることもできます。
将来的には高めのイスを購入して、カウンターとしても使いたいと考えています。
リビングやダイニングの様子が確認しやすい
キッチンとリビングダイニングの間に壁がないので、キッチンからリビングやダイニングの様子を確認しやすいです。
子供がいる場合、キッチンで料理をしながら、リビングやダイニングで遊んでいる子供の様子を確認することができます。
また、料理をしながらリビングのテレビを見ることもできます。
片付けの意識が高まる
オープンキッチンは作業スペースやシンクが丸見えなので、片付けの意識が高まります。
せっかくオシャレなキッチンにしたのだから、食器やゴミなどで散らかっている状態は嫌だと考えることができるようになり、毎日片付けてサッパリした状態を維持することができるようになりました。
僕が元々片付けしないと嫌な性格だったので、ある程度サッパリした状態が維持できています。
片付けに自信のない人は、セミオープンキッチンにすることや、手元の目隠しができる小物を設置することをオススメします。
オープンキッチンのデメリット
我が家で感じたオープンキッチンのデメリットは、以下の通りです。
カウンターが物置スペースになりがち
オープンキッチンにしたことで、キッチンのワークトップがダイニング側まで全てフラットな状態で使えるようになりました。
これ自体は使えるスペースが増えて良いことなのですが、このスペース(特にダイニング側のカウンター)が、物置スペースになりがちになってしまいました。
- 郵便物
- 保育園からもらってきたプリント
- 日焼け止め
- 風邪薬
このような、チェックしてから片付けようと思う物、日常使いしたい物を一時的に置くようになっています。
せっかくキッチンの片付けを頑張っても、ダイニング側が乱雑になってしまっては元も子もありません・・・
作業スペースが丸見えなので、レイアウトに困る
作業スペースが丸見えで困るのは、レイアウトをどうするかです。
片付けは習慣づいているので、特に困ることはありませんが、レイアウトに関してはオシャレのセンスと実用性のバランス感が必要です。
我が家は実用性を重視して、普段使うものを使いやすい位置に配置していますが、センスは無いなと感じています。
せっかくオシャレなオープンキッチンにしたのだから、使うものもオシャレにしたいのですが、どうすればオシャレになるのか分かりません・・・
世間一般で言われるオープンキッチンのデメリットに対する我が家の感想
ここまで、我が家が感じたオープンキッチンのメリット・デメリットを解説してきましたが、一般的に言われるデメリットについても、我が家の感想を解説します。
- Qリビングやダイニングから丸見えだと、こまめな掃除は必要?
- A
リビングやダイニングからはキッチンが丸見えですので、気になる方はこまめな掃除が必要です。
片付けが苦手だけど来客が多い場合などは、手元が隠れるセミオープンキッチンや、目隠しができる小物を置くことをオススメします。
我が家は片付けが習慣化しているので、特にデメリットには感じていません。
- Qニオイや煙は広がりやすい?
- A
壁がないのでニオイや煙は広がりやすいです。
特に我が家はリビングに吹き抜けがあるので、2階にまでニオイが広がることがあります。
ニオイ移りが気になる方は、キッチンが完全個室のクローズドキッチンにした方が良いと思います。
我が家は換気扇を回していれば、そこまでニオイは気にならないので、特にデメリットには感じていません。
- Q収納が確保しづらい?
- A
吊り戸棚がないので収納力が落ちると思われがちですが、キッチン自体の収納と背面の食器棚、床下収納で十分な収納量は確保できています。
特にクリナップの「ステディア」は、収納力が抜群です。
- Q油はね・水はねは気になる?
- A
我が家のキッチンは、コンロの前に油はねガードが付いています。
高さは30cm程度ですが、コンロの向こう側に油が跳ねることは滅多にありません。
壁には油はねしますので、キッチンパネルの設置は必須です。
水はね対策は特にしていませんが、水はねが気になったこともありません。
一般的なデメリットについては、ある程度の対策で十分なものもあれば、感覚的に気にならないものもあります。
あくまで我が家の一意見として参考にしてください。
オープンキッチンにオススメの設備
ここからは、オープンキッチンにオススメな設備を紹介します。
我が家が実際に使ってみて良かったと思うものだけを厳選しています。
オープンキッチン向けのオススメ設備は次のとおりです。
大型カップボード
オープンキッチンにする上で、ネックになるのが収納力です。
オープンキッチンは、セミオープンキッチンや壁付けキッチンのような吊戸棚を設置できません。
そのため、吊戸棚に収納していたものを別の場所に収納する必要があります。
そこで、我が家ではキッチンの背面に大型カップボードを設置することにしました。
大型カップボードを設置することで、これまで吊戸棚に保管していた物の大半はカップボードにしまうことができました。
パントリーの設置も考えましたが、家の広さ的に不可能だったので、カップボードを充実させることにしました。
タッチレス水栓
キッチンの水栓はタッチレス水栓がオススメです。
クリナップで選べるタッチレス水栓はグースネックになっており、オープンキッチンの見た目をオシャレにしてくれます。
また、水の出し止めにレバーを触る必要がないので、ワークトップ等への水はね汚れを軽減できます。
タッチレス水栓のメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
コンセント付きフロントスクリーン
オープンキッチンにするなら、油はね対策でフロントスクリーンの設置は必須です。
フロントスクリーンを選ぶ時は、コンセント付きのものを選ぶことをオススメします。
食事を準備する時に、コンセントを使う機会が多いと思います。
しかし、オープンキッチンの場合、壁がコンロ側にしかなく、ワークトップにコンセントの設置が難しいケースが多いです。
コンセント付きのフロントスクリーンを設置することで、作業スペースの近くにコンセント差し込み口が来るので、コンセントを使いたい時に重宝します。
我が家では、普段はスマホの充電場所にしており、必要な時はスマホの充電器を外して使っています。
ステディアのオススメオプションについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
セミオープンキッチンにしなかった理由
キッチンが丸見えになることでレイアウトに困ったり、片付けが面倒になったりするなら、セミオープンタイプでもいいんじゃない?
確かにそれも選択肢にはありましたが・・・
優先順位の違いですね。
オープンキッチンのメリットを享受しつつ、デメリットも何とかしたいと考える場合、セミオープンキッチンが選択肢に挙がります。
確かに、セミオープンにすることで、オープンキッチンのデメリットを軽減することができます。
しかし、セミオープンにすることで、オープンキッチンのメリットまで潰れてしまいます。
以下は、オープンキッチンとセミオープンキッチンのメリット・デメリットの比較表です。
キッチンの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
オープン キッチン | ・開放感がある ・食事の準備や片付けがしやすい ・作業スペースが広く確保できる ・リビングやダイニングの様子が確認しやすい ・片付けの意識が高まる | ・カウンターが物置スペースになりがち ・レイアウトに困る ・こまめな掃除が必要 ・ニオイや煙が広がりやすい ・収納が確保しづらい ・油はね・水はねが気になりやすい |
セミオープン キッチン | ・リビングから見えないので、シンクなど多少散らかっていても隠せる ・吊戸棚が設置できるので収納が確保しやすい ・油はね・水はねを防げる ・リビングやダイニングの様子が確認しやすい ・食事の準備や片付けが少しだけやりやすい | ・壁が多いほど開放感が失われる ・作業スペースの奥行が取れない ・ニオイや煙が広がりやすい ・キッチンが散らかりやすくなる |
大切なのは、自分達が何を優先させたいかです。
我が家の場合、開放感と作業スペースの確保を第一に考えた結果、壁のないオープンキッチンにすることにしました。
まとめ:自分の性格やライフスタイルに合ったキッチンを選ぼう!
オープンキッチンのメリット・デメリットと、オススメの設備・仕様について解説しました。
オープンキッチンは開放感があり、空間を広く見せたい方には特にオススメです。
作業スペースの確保や、リビング・ダイニングとのアクセスの良さもメリットとなるので、キッチンを効率よく使いたいと考える方にも向いています。
一方、壁がなくキッチン全体が丸見えなので、オシャレなレイアウト、普段からの整理整頓など、見た目に気を使う必要があります。
キッチンを考える時は、上記のようなキッチンの特性を把握しつつ、自分の性格や家族のライフスタイルに合ったスタイルを選ぶことが重要です。
今回の内容が、キッチン選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。