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ステディアのキッチン側にコンセントをつけたいんだけど、どこにつければいい?
オープンキッチンなら、フロントスクリーンについているコンセントがオススメです!
実際、我が家でも大変便利に活用できています。
そこで今回は、ステディアのキッチン側にコンセントは、フロントスクリーンのコンセントをオススメする理由を詳しく解説します。
この記事でわかること(クリックでジャンプできます)
この記事を読めば、ステディアのコンセントオプションで迷わなくなります。
ステディアを検討している方、注文住宅やリフォームでキッチンを検討している方の参考になりますので、ぜひご覧ください。
ステディアのキッチン側コンセントオプションの種類
ステディアのキッチン側コンセントは、以下の4つから選んでつけることができます。
クリックでジャンプできます
コンセント付きシンクキャビネット
シンクキャビネットの端に取り付けることのできるコンセントです。
コンセント付きシンクキャビネットのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 手元にあるので、コンセントの着脱が簡単
- コンセントオプションの中では一番安価
デメリット
- コンセントを差しっぱなしにできない
- コンセントコードが手前に垂れて邪魔になる
- 専用キャビネットが必要で、自由度が低い
- カラーが2色しかないので、キャビネットの統一性が損なわれる
- 水はねが心配
コンセントが手元にあるので、コンセントの着脱がしやすいです。
ただ、コードが手前に垂れる、水はね防止用のひさしやコンセント使用時のコンセント本体が作業中に体に当たりそうなど、作業の邪魔になる可能性があります。
また、水はね防止のためのひさしとコンセントカバーがついていますが、コンセント自体がシンクの近くで、かつコンセントの向きもシンク側に向いているので、水はねによる故障や感電の心配は残ります。
さらに、コンセントをつけるには専用のシンクキャビネットにする必要があり、棚の形が制限されます。
その上、コンセントカラーはホワイト・ブラックの2色しかなく、せっかく扉の色を揃えても、コンセント部分だけ違う色になってしまうので、統一性に欠けるデザインになってしまいます。
価格はカタログ値で29,000円(税抜)と、安価で手軽に使えそうですが、上記の心配事を考えると、あまりオススメできません。
我が家がステディアを導入した時は、こちらのオプションはまだありませんでした。
デュアルトップ対面ハイタイプのコンセント
ステディアは、以下のように、さまざまなタイプのキッチンを選ぶことができます。
キッチンのタイプ | 概要 |
---|---|
I型 | 壁付の直線型キッチン。 ダイニングに背を向けるクローズドタイプ、コンロ前だけ壁のあるセミオープンタイプが選べる。 |
L型 | 壁付の直角型キッチン。 両面壁付、シンク前はフラットにするなどが選べる。 |
デュアルトップ対面型 | 前面に壁がないオープンキッチン。 ダイニング側とキッチン側に段差があり、開放感を求めつつ手元を隠す設計。 ペニンシュラ型、アイランド型などが選べる。 |
フラット対面型 | 前面に壁がないオープンキッチン。 ダイニング側からキッチン側まで一切段差なし。 ペニンシュラ型、アイランド型などが選べる。 |
デュアルトップ対面型キッチンは、人気の対面型オープンキッチンでありながら、段差によって手元を隠すことのできる、クリナップ一押しのキッチンです。
デュアルトップ対面型キッチンは、段差の高さによって、ロータイプとハイタイプの2種類を選ぶことができます。
このうち、ハイタイプには、コンロ側付近にコンセントがついています。
デュアルトップ対面ハイタイプのコンセントのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 2口ついており、使い勝手が良い
- キッチンの奥にあるので、コードが邪魔になりにくい
デメリット
- 油はねが心配
- ハイタイプにしか扱いがなく、キッチンの開放感を感じにくい
2口コンセントのため使い勝手が良く、奥に配置されているので、コードが邪魔になりにくいです。
一方、コンセントはコンロ側に配置されており、かつ正面を向いているので、コンセントに対しての油はねが気になります。
また、コンセントがついているのがハイタイプのみなため、オープンキッチンのメリットである開放感や視界の広さを得にくくなります。
上の図は、ダイニング側からキッチンに立っている人がどれくらい見えるかを表した図です。
上の図で、キッチン側からダイニングを見るとどうなるでしょう。
ハイタイプの場合、ダイニング手前の椅子はほぼ見えないくらい、視界が狭まることになります。
我が家は、キッチンはとにかくフラットで広くしたかったので、カウンターがあるタイプは除外しました。
ロータイプからハイタイプに変更する際の価格は、扉のグレードによって20万円〜40万円程度となります。
ただし、段差のないフラット対面キッチンのほうが、デュアルトップ対面キッチンのロータイプより価格が高いので、フラット対面キッチンからの変更の場合、増額の割合は低くなる可能性が高いです。
ウォールキャビネットのオートムーブシステムのコンセント
ウォールキャビネット(吊戸棚)は、壁付タイプのキッチンに取り付けることができる収納棚です。
ステディアでは、吊戸棚の利便性を向上させるために、以下のように、さまざまな機能をつけることができます。
取り付け可能な機能 | 概要 |
---|---|
オートムーブシステム | 収納庫がスイッチ1つで自動で昇降できる。 水切り機能や食器乾燥、布巾の除菌乾燥機能などを選ぶことができる。 |
ハンドムーブ | 収納庫を手動で昇降できる。 収納タイプと水切りタイプから選ぶことができる。 |
アイエリアボックス | 吊戸棚の下に、調味料棚や水切り棚を取り付けることができる。 |
ムーブダウン吊戸棚 | ハンドムーブのように、手で引くことで収納庫を下げることができる。 ハンドムーブとの違いは、吊戸棚の前扉を開くか開かないか(ハンドムーブは開かない) |
プルダウン吊戸棚 | 吊戸棚の奥のスペースにある収納庫を、手動で昇降できる。 奥の届きにくいスペースを活用しつつ、手前のスペースはそのまま収納に活用できる。 |
オートムーブシステムは、ボタン1つで、自動で収納庫の昇降ができる機能がついた吊戸棚です。
このオートムーブの下に、左右1つずつコンセントがついています。
ウォールキャビネットのオートムーブシステムのコンセントのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 左右に1つずつ付いているので、使い勝手が良い
- コードクリップがあるので、カウンターにコードが広がらない
デメリット
- コンセントを差している時は、オートムーブ機能が使えない
- コードが目の前に垂れているのは邪魔
- 導入費用が高額
- 故障リスクがある
上部左右1ヶ所ずつコンセントがついているので、キッチンの広い範囲で活用できます。
また、コードが邪魔にならないよう、コードクリップもついているため、カウンターに余ったコードが垂れて邪魔になる心配はありません。
とは言え、コードが目の前に垂れていること自体が鬱陶しく感じそうですし、コンセントを差している間は、メインの自動昇降機能が使えない仕様なため、便利さは半減です。
また、同じサイズの通常の吊戸棚と比較して、導入費用は3倍近くかかる上、機械なので故障リスクもあります。
ステディア自体、本体や食器棚で収納力は十分カバーできるので、吊戸棚の導入自体、あまりオススメできません。
オープンキッチンにする人も、吊り戸棚とは無縁ですね。
コンセント付きフロントスクリーン
フロントスクリーンの側面についているコンセントです。
フラット対面キッチン、デュアルトップ対面キッチンのようなオープンキッチンを選ぶ場合、コンロの前に設置することができます。
フロントスクリーンにはハイタイプ、ロータイプがありますが、どちらにもコンセントはついています。
我が家はロータイプを採用しました!
コンセント付きフロントスクリーンのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 汎用性が高い
- コンセントコードが邪魔になりにくい
- 水はね・油はねの影響を受けにくい
デメリット
- コンセントの付け方がやや難しい
- 1口しかない
- オープンキッチンでしか採用できない
メリットはオススメする理由として、デメリットは注意点として、詳しく後述します。
メリットの説明はこちら
デメリットの説明はこちら
フロントスクリーンを設置する場合、フラット対面キッチンとデュアルトップ対面キッチンで、それぞれ以下の金額がかかります。
キッチンの形 | フロントスクリーンの形・色 | 金額(税抜) | ||
---|---|---|---|---|
フラット対面 | ロータイプ | シルバー | 39,500円 | |
ブラック | 57,000円 | |||
ハイタイプ | シルバー | 123,000円 | ||
ブラック | 141,000円 | |||
デュアルトップ対面 | ロータイプ | ロータイプ | シルバー | 39,500円 |
ブラック | 57,000円 | |||
ハイタイプ | シルバー | 123,000円 | ||
ブラック | 141,000円 | |||
ハイタイプ | ハイタイプ | シルバー | 97,000円 | |
ブラック | 114,000円 |
ロータイプでも油はねは防げているので、よほど油の飛び散る料理をしない限りは、ロータイプで十分だと思います!
フロントスクリーン含め、ステディアのオススメオプションについても以下の記事で解説しているので、良ければ参考にしください。
【ステディア】我が家のオプションを解説【オススメ・付けなくて良かった・付けなくて後悔】ステディアでコンセント付きフロントスクリーンのコンセントをオススメする理由
ステディアでコンセント付きフロントスクリーンのコンセントをオススメする理由は、以下の通りです。
- 汎用性が高い
- コンセントコードが邪魔になりにくい
- 水はね・油はねの影響を受けにくい
汎用性が高い
フロントスクリーンはコンロ前に配置されますが、コンセント部分はキッチンの中央に向いています。
そのため、キッチン側のカウンターだけでなく、ダイニング側のカウンターからも使うことができます。
絶妙な位置にコンセントがあるんですよ!
フロントスクリーン以外のコンセントオプションは、いずれもキッチン側からの仕様を想定しており、ダイニング側からは使用しずらい構造になっています。
ダイニング側のキッチンカウンターはスマホの充電場所としても重宝しますので、ダイニング側からも使える汎用性の高さは大変便利です。
コンセントコードが邪魔になりにくい
フロントスクリーンのコンセントは、キッチン側カウンターの奥に配置されています。
そのため、キッチンで作業するとき、調理器具のコードが邪魔になることはありません。
仮にコードが長めにあっても、ダイニング側にコードをズラしておけば、キッチン側カウンターをスッキリ使えます。
コードの煩わしさを最小限にしつつ、キッチンの作業台を最大限に活用できるので、料理をするときのストレスが軽減できます。
水はね・油はねの影響を受けにくい
フロントスクリーンのコンセントは、スクリーンの横についています。
コンセントはシンク側を向いているため、コンロからの油はねがコンセントにかかることはありません。
また、シンク側を向いていても、シンクまでは距離があるため、水はねがコンセントまで届くこともありません。
油はね、水はねの両方の心配がないため、安心して使うことができます。
以上が、ステディアでコンセント付きフロントスクリーンのコンセントをオススメする理由でした。
ステディアでコンセント付きフロントスクリーンを検討する際の注意点
ステディアでコンセント付きフロントスクリーンを検討する際の注意点は、以下の通りです。
- コンセントの付け方がやや難しい
- 1口しかない
- オープンキッチンでしか採用できない
コンセントの付け方がやや難しい
フロントスクリーンのコンセントは、そのまま差し込むタイプではなく、ひねって押し込むタイプです。
そのため、通常のコンセントより差し込みがスムーズに行かないことがあります。
また、コンセントはスクリーンの土台部分についているため、コンセントが本体から直に出ているようなタイプは、取り付けづらいです。
以前は上の図のような長方形の電源タップを使っていましたが、使いづらくて、使うのをやめました。
1口しかない
フロントスクリーンのコンセントは、スクリーンの土台部分に付属させているため、コンセント自体は1口しかありません。
そのため、一度に複数のコンセントを必要とする場合、電源タップコンセントを取り付けるなどして、コンセントの数を増やす必要があります。
我が家では以下のような電源タップを使って拡張しています!
電源タップで拡張することで、日頃はスマホやタブレットの充電基地として活用しつつ、キッチンで調理器具を使いたい時は空いているコンセントを使うことができています。
オープンキッチンでしか採用できない
ステディアのフロントスクリーンは、デュアルトップ対面キッチンか、フラット対面キッチンにしか取り付けることができません。
そのため、壁付キッチンやセミオープンキッチンを検討している方は、別の手段でコンセントをつけることになります。
ただ、壁付キッチンであれば、正面の壁にいくらでもコンセントをつけられるので、わざわざステディアのコンセントを検討する必要はありません。
あくまでオープンキッチンにするなら、という話ですね!
以上が、ステディアでコンセント付きフロントスクリーンを検討する際の注意点でした。
まとめ:実際のキッチン動線をしっかりイメージしたコンセント選びをしよう!
ステディアのキッチン側コンセントはフロントスクリーンのコンセントをオススメする理由を解説しました。
ステディアのキッチン側コンセントのオプションは、以下の通りです。
このうち、キッチン側のコンセントは、以下の理由でコンセント付きフロントスクリーンのコンセントをオススメします。
- 汎用性が高い
- コンセントコードが邪魔になりにくい
- 水はね・油はねの影響を受けにくい
ただし、フロントスクリーンのコンセントには、以下の注意点もあります。
- コンセントの付け方がやや難しい
- 1口しかない
- オープンキッチンでしか採用できない
コンセント選びは、生活の満足度に大きく関わってきます。
今回の記事が、皆様のキッチンづくりの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。