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注文住宅のオプションて、どんなのがあるの?

我が家の全オプションを紹介します!
この記事では、桧家住宅で家を建てた我が家が、実際に導入した全オプションを、金額が高い順番に解説します。
この記事でわかること(クリックでジャンプできます)
この記事を読めば、桧家住宅でどんなオプションが選ばれているかがわかります。
オプション選びで迷っている方、家づくりで後悔したくない方の参考になりますので、ぜひご覧ください。
桧家住宅の標準仕様

桧家住宅の標準仕様は、以下の通りです。
工法・構造 | ハイブリッドパネル工法(在来工法と2×4工法の組み合わせ) |
---|---|
基礎 | ベタ基礎 |
耐震性 | ・耐震等級3級(最高等級) ・EXハイパーボードにより壁倍率2.7倍 ・剛床工法による水平剛性の確保 ・耐震金物により梁や接合面を固定 |
断熱 | ・Wバリア工法(発泡断熱材+遮熱材) ・基礎断熱「アクアフォームNEO+TP」 ・屋根・壁断熱「アクアフォーム LITE」 |
換気システム | ・第1種換気システム ・全熱交換式(熱交換効率約80%) |
外壁 | 窯業系サイディング |
屋根 | コロニアルクァッド(スレート材) |
窓 | ・断熱樹脂サッシ ・遮熱Low-Eペアガラス ・個数制限内であれば、増減しても価格は変わらず ・開く窓には全て網戸が標準装備 ・各階に大型の掃き出し窓が1ヶ所ずつ設置可 ・1階の窓に手動シャッター設置可 |
バルコニー | 手すりの長さが5,460mmまで標準装備 |
天井高 | 2500mm |
内装 | ・セレクテリア(11種類のコーディネートから選択可能) ・各階ごとに選択可能 ・壁紙は標準色とオプション色から選べる |
床材 | 選択したセレクテリアで決まる |
トイレ | ・2カ所まで取り付け可能 ・TOTO ウォシュレット一体形トイレ |
キッチン | 桧家オリジナルブランド「ビヴァリオ」、 クリナップ「ステディア」から選択可能 |
お風呂 | ・システムバス(ハウステック・LIXILから選択可能) ・浴室乾燥機が標準装備 |
洗面化粧台 | LIXIL |
和室 | 標準の畳 |
玄関 | ・スマートドア(カードキーで開閉するタイプ) ・下駄箱(コの字型/トール型) ・土間タイル(磁器タイルで、白・ベージュ・黒の3種類から選択) ・土間収納 |
収納 | ・制限なし(ハンガーポールや可動棚等はオプション) ・床下収納が標準で1つ |
カーテン | なし(オプション) |
コンセント | 1部屋2つまで(追加はオプション) |
照明 | ・居住部屋にはシーリングが1つずつ ・廊下、トイレ等にはダウンライトが1つか2つ(追加はオプション) |
空調 | Z空調が標準装備 |
桧家住宅の標準仕様は、他のハウスメーカーと比較しても、遜色ない程度に充実しています。
また、全館空調である「Z空調」が標準仕様である点が、桧家住宅の最大の特徴です。
Z空調については、こちらの記事で詳しく解説しています。

その他、あらかじめコーディネートされた内装を選ぶことができる「セレクテリア」があるおかげで、簡単にオシャレな内装を実現することができます。
性能面でも、気密性・断熱性に優れ、耐震性もしっかり考えられています。

これらのメリットから、我が家は桧家住宅で家を建てることを決めました!
我が家が桧家住宅で家を建てることを決めた理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

我が家のオプション
標準仕様が充実している桧家住宅で、我が家が追加したオプションを金額が高い方から並べると、以下のようになります。
金額順 | オプション名 ※クリックでジャンプできます | 価格(税込) |
---|---|---|
1 | 小屋裏収納 | 483,725円 |
2 | 食器棚 | 372,900円 |
3 | キッチンをオープンキッチンに変更 | 279,400円 |
4 | ガス乾燥機「乾太くん」8kgタイプ | 269,500円 |
5 | 外壁のサイディングをアップグレード | 262,487円 |
6 | 玄関の手洗い場を追加 | 250,800円 |
7 | 電気設備工事(照明変更含む) | 191,609円 |
8 | キッチンの対面部分をカフェスタイルに変更 | 174,900円 |
9 | 水道メーター移設工事 | 165,000円 |
10 | 食洗機を深型に変更 | 151,800円 |
11 | 小屋裏収納の固定階段 | 138,380円 |
12 | 立水栓追加 | 117,700円 |
13 | 屋根材を「コロニアルグラッサ」に変更 | 86,080円 |
14 | リビングに神棚、リビング収納に可動棚を追加 | 80,300円 |
15 | 吹き抜けに手すりを設置 | 68,200円 |
16 | キッチンの水栓をタッチレス水栓に変更 | 62,700円 |
17 | 気密測定 | 59,400円 |
18 | 屋根の勾配を変更 | 57,387円 |
19 | すまい給付金のための保険法人検査 | 57,200円 |
20 | 軒天材変更 | 55,000円 |
21 | ユニットバスの照明をダウンライトに変更 | 48,400円 |
22 | キッチンにコンセント付きフロントスクリーンを設置 | 41,800円 |
23 | バルコニーに水栓を設置 | 38,500円 |
24 | 下駄箱の扉をミラー扉に変更 | 30,800円 |
25 | バルコニーの外側を木目調に変更 | 30,800円 |
26 | キッチンのシンクを流レールシンクに変更 | 28,600円 |
27 | 室内物干の設置(2カ所) | 27,500円 |
28 | ユニットバスのバスタブをサーモバスに変更 | 25,960円 |
29 | 土間収納に可動棚の設置 | 23,100円 |
30 | アクセントクロスを追加 | 11,550円 |
31 | コンロを無水両面焼きガラストップコンロに変更 | 8,800円 |
32 | 土間収納に枕棚とハンガーパイプを設置 | 5,720円 |

オプション増し増しだね…

こだわったら、こうなってしまいました…
小屋裏収納:483,725円

オプションのうち、最も費用がかかったのが、小屋裏収納です。
桧家住宅では、当時、1㎡あたり27,500円(税込)で小屋裏収納を設置することができました。
小屋裏収納は、その下の階の床面積の最大半分の面積まで設置できます。
どうせなら広い方が良いと考え、可能な限りの広さで間取りを作成した結果、約10.5畳の小屋裏収納を作ることができました。

50万円弱で広い収納とフリースペースが確保できたので、大変コスパの良いオプションだと思います!
小屋裏収納については、以下の記事で詳しく解説しています。

食器棚:372,900円

我が家のキッチンはクリナップの「ステディア」です。
キッチンは特にこだわってオプション増し増しにしたのですが、一番高価だったのが、食器棚です。
当初は二の字形の食器棚で考えていましたが、クリナップのショールームに展示してあった「カフェスタイル」に一目惚れしてしまい、食器棚もカフェスタイルに変更しました。
内装のセレクテリアと相性が良く、収納力もあるので気に入っていますが、扉が閉めにくいという問題や、担当者のミスで見た目のバランスが悪くなってしまったなど、残念な点もあるオプションです。
キッチンをオープンキッチンに変更:279,400円
桧家住宅のキッチンは、ビヴァリオかステディアを選ぶことができます。
ビヴァリオは桧家住宅オリジナルのキッチン、ステディアはクリナップ製のシステムキッチンです。
我が家はビヴァリオとステディアを比較して、ステディアの方がメリットが大きいと感じ、ステディアを選びました。
ビヴァリオよりステディアをオススメする理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。

また、オープンキッチンに憧れがあったので、ステディアのキッチン仕様をオープンキッチンに変更しました。
オープンキッチンへの変更は大正解で、満足して使えています。
オープンキッチンのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

ガス乾燥機「乾太くん」8kgタイプ:269,500円

桧家住宅は、オール電化か、電気ガス併用かを選ぶことができます。
オール電化への憧れはあったものの、我が家は電気ガス併用を選びました。
その理由が、ガス乾燥機「乾太くん」を導入したいから、でした。
乾太くんの評判は、ネットで調べればすぐに見つけられると思いますが、実際に導入して生活が明らかに楽になりました。
間違いなく、我が家のオプションのオススメNo. 1です。
外壁のサイディングをアップグレード:262,487円

桧家住宅の外壁は、標準仕様より性能が優れているサイディングや、ガルバリウムなどをオプションで選ぶことができます。
我が家は、標準仕様より塗膜保証期間が長いサイディングを選びました。
性能面の違いがわかるのはもっと先だと思いますが、デザインは気に入っています。
玄関の手洗い場を追加:250,800円

我が家が注文住宅を建てたのが、ちょうどコロナ禍だったこともあり、玄関の手洗い場は必須と考えました。
実際に暮らし始めて、来客が多い家や、子育て世帯にもオススメできると感じます。
ただし、コンパクトでオシャレな分、水はねが発生しやすく、こまめな手入れが必要です。
電気設備工事(照明変更含む):191,609円

電気設備工事とは、コンセント、照明の配線やスイッチ、テレビやネットの配線、テレビのアンテナなどの設置工事のことを指します。
通常、工事の途中段階で打ち合わせがあり、照明は標準仕様で提案されます。
我が家では、LDKの照明を中心に、かなりの数の照明を追加しました。
照明は数が増えると配線も増え、それだけ費用も膨らんでいきます。
特にダウンライトは、広い部屋では複数配置するのが基本となりますので、それだけ費用がかさみがちです。
加えて、コンセントも増やした結果、これだけの値段になってしまいました。
キッチンの対面部分をカフェスタイルに変更:174,900円
キッチンの対面部分は、カフェスタイル収納に変更しました。
上部がオープン収納、下部は扉収納となっており、デザイン性と性能を両立できると考えたからです。
しかし、実際使ってみると、オープン収納の使い勝手がイマイチで、後悔のあるオプションです。
水道メーター移設工事:165,000円

工事が進むと、外構を検討する段階に入ります。
外構業者との打ち合わせで、水道メーターが玄関アプローチのど真ん中に位置してしまうことが発覚しました。
水道メーターをどこに設置するかは、桧家から相談等もなく、我が家でも特に気にしていなかった結果、外構を考える上で大きな障害になってしまいました。
結果、玄関アプローチのデザイン性を確保するため、泣く泣く高いお金を払って水道メーターを移設しました。
我が家の外構については、こちらの記事で詳しく解説しています。

食洗機を深型に変更:151,800円

桧家住宅では、ビヴァリオでもステディアでも、食洗機は標準仕様です。
我が家では、食器等の洗い物が毎回かなりの量だったので、深型タイプに変更しました。
浅型タイプを使ったことがないので容量の比較はできませんが、毎回使った食器は問題なく洗うことができています。
食洗機のメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

小屋裏収納の固定階段:138,380円

小屋裏収納とセットの固定階段です。
賃貸マンションに住んでいた頃、ロフトがあって便利でしたが、ハシゴで登り降りをする必要があり、危険かつ不便だと感じていたので、固定階段をつけました。
小屋裏収納への物の出し入れは割とよくあるので、固定階段にして良かったと感じています。
立水栓追加:117,700円

我が家には、庭と玄関に、それぞれ植物が植えられています。
植物には基本的に水やりをする必要がありますが、玄関と庭は少し離れたところにあり、立水栓が1つでは不便ではないかと考えました。
そこで、立水栓をもう一つ追加し、南側と北側にそれぞれ配置することにしました。
北側の立水栓は道路のすぐ近くですので、夏に道路に水撒きをしたりしています。
南側の立水栓は庭にあるので、夏はプールに水を入れて遊んでいます。
このように、立水栓を2つにしたことで、植物の水やりだけではなく、それぞれの場所で水が使いやすくなりました。
我が家の庭のプール遊びは、こちらの記事で紹介しています。

屋根材を「コロニアルグラッサ」に変更:86,080円
桧家住宅の屋根は、コロニアルクァッドが標準仕様です。
一方、コロニアルグラッサは、グラッサコートと呼ばれる特殊塗装がされており、コロニアルクァッドと比べて色褪せに強いとされています。
耐用年数に差はほぼ無いようでしたが、屋根の色褪せは外観に大きく影響すると考えたので、コロニアルグラッサに変更しました。
外壁同様、違いがわかるのは十数年先だと思います。
リビングに神棚、リビング収納に可動棚を追加:80,300円
建築工事が進む中で、神棚が欲しいという話になりました。
どこに付けるか、寸法はどの程度のものかを相談し、最終的にリビングの南側につけることになりました。
また、リビング収納内に可動棚があった方が便利だと考え、リビング収納の可動棚も追加でお願いしました。
神棚は初詣でもらうお札や、子供の七五三などでもらう絵馬などを飾ることができており、つけて良かったと感じています。
リビング収納の可動棚も普通に便利です。
棚がついていない収納は、ゴルフクラブなど大型の物をしまう計画がない限り、基本的に可動棚をつけることをオススメします。

我が家では、土間収納とリビング収納にしか可動棚をつけませんでしたが、洗面所や脱衣所にもつければ良かったと後悔しています…。
吹き抜けに手すりを設置:68,200円
我が家では角地の建ぺい率加算効果を活かし、リビングに吹き抜けをつけることができました。
2階から1階のリビングを覗くことができるよう、2階廊下部分はクリアボード付きの手すりを設置しました。
南海プライウッド社製の「ルミスト」という商品で、元々はオープン階段に使用する建材のようですが、つけてもらうことができました。
背の低い子供でも、安全に1階を覗くことができるので、つけて良かったです。

ただし、クリアボード部分を子供がベタベタ触るので、指紋の汚れが目立ちます…。
我が家の吹き抜けについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

キッチンの水栓をタッチレス水栓に変更:62,700円

賃貸マンションに住んでいた頃、水栓周りの汚れに悩まされていたので、タッチレス水栓は是非とも導入したい設備だと考え、導入しました。
結果、使い勝手はかなり良く、手軽に水の出し止めができるので、導入して良かったです。
ただ、水栓周りは、思ったより汚れてしまいます。
タッチレス水栓のメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

気密測定:59,400円
我が家は家づくりの当初から、性能面が重要だと考えました。
耐震性や耐久性は前提として、気密性と断熱性が優れている家こそ、これから長く生活する家には欠かせないと考えていたわけです。
断熱性は、使用する断熱材である程度わかると考えましたが、気密性は、建設業者の腕によって変わると考え、建設業者の方に丁寧な工事を意識してもらうために、あえて気密測定を実施することにしました。
結果、気密性を示すC値は0.5㎠/㎡と、高い気密性のある家にすることができました。
口頭だけで高気密をうたわれるより実測値を見る方が安心できますので、性能にこだわる方は気密測定することをオススメします。
屋根の勾配を変更:57,387円
桧家住宅から一番最初に受けた間取りの提案では、屋根は片流れ式でした。
我が家の個人的な趣味趣向として、片流れ式の屋根は外見的に好きになれなかったので、切妻式に変更してもらいました。
その変更に伴い、屋根の勾配が変わったため、追加の料金が取られました。
屋根勾配が変わる(勾配が急になる)ことで、固定が大変になるとか、作業員の危険度が増すとか、そういう意味での追加料金なのかと勝手に想像しています。
すまい給付金のための保険法人検査:57,200円
現在は終了していますが、2021年当時は、「すまい給付金」という消費税の10%引き上げによる負担軽減のための制度があり、一定条件を満たすことで給付金を受け取ることができました。
すまい給付金を受ける条件として、「住宅瑕疵担保責任保険法人により保険と同等の検査が実施された住宅」というのがあり、その検査のための費用となります。
検査料はかかりましたが、それ以上の給付を受けることができたので、必要な費用だったと考えています。
軒天材変更:55,000円
軒天とは、壁面から屋根が突き出している裏(天井)の部分です。
通常、軒天にはケイ酸カルシウム板(ケイカル板)が使われることが多いですが、我が家ではデザイン性を高めるために、木目調の無孔板に変更しました。
軒天自体の面積は大きくないですが、玄関外の天井も木目調にすることができて、オシャレにできたと感じています。

軒天材の変更料は、面積の大小にかかわらず一律55,000円でした!
ユニットバスの照明をダウンライトに変更:48,400円
桧家住宅のユニットバスは、ハウステック製、もしくはLIXIL製を選ぶことができます。
いずれも、標準仕様でも十分な性能を有していますので、我が家はLIXIL製を選び、オプションは2つだけつけました。
オプション2つのうち1つが、照明のダウンライトへの変更です。
理由は以下の2つです。
- 照明の手入れを楽にしたいから
- オシャレだから
まず、天井に埋め込まれているダウンライトにすれば、照明の手入れの必要がなくなると考えました。
また、ダウンライトにすることで、ホテルの浴室のようなオシャレな空間が演出できるのではと考えました。

これについては完全に僕個人のワガママでしたが、妻はとりあえず承認してくれました。笑
結果、毎日浴室で見るダウンライトは、ホテルとまではいきませんでしたが、思いの外オシャレで、満足しています。
キッチンにコンセント付きフロントスクリーンを設置:41,800円

オープンキッチンにすると、壁がなくなって開放感が出る反面、コンロの油がダイニング側に飛び散る危険性が出てきます。
また、壁がなくなるので、コンセントの設置もできなくなります。
それらのデメリットへの対処として、コンセント付きフロントスクリーンを設置しました。
スクリーンは、手入れの楽さや開放感の維持のために、ロータイプにしました。
結果、ロータイプでも油がダイニングまで飛ぶことは滅多にありませんでしたので、ロータイプで正解だったと感じています。
また、コンセントについても、スマホの充電やミキサーの電源などでかなり重宝しています。
コンセント付きフロントスクリーンについては、以下の記事で詳しく解説しています。

バルコニーに水栓を設置:38,500円
我が家のバルコニーは、布団などを干すことを考慮し、かなり広めに設計しました。
設計当初は、広いバルコニーでバーベキューをしたり、プール遊びをしたりするかもしれないし、バルコニーの掃除をする場合も水を使うから、水栓があったほうが便利だと考え、バルコニーに水栓を設置しました。
しかし、実際完成したバルコニーを見てみると、思ったより狭く、バーベキューをしたり、プールで遊んだりするほど広くありませんでした。
現在は、物干し竿が汚れた時に、物干し竿を水拭きするために雑巾を濡らすくらいにしか使っていません。

これは不要でした…
下駄箱の扉をミラー扉に変更:30,800円
出掛ける前に身なりを整えるだろうと考え、玄関に姿見の鏡が欲しいと考えました。
後からつけても良かったのですが、どうせなら備え付けてしまおうと、下駄箱の扉を一面ミラー扉に変更しました。
下駄箱は両開きのため、鏡の中央に太い縦線が入っていますが、ここまで大型の鏡もなかなかないので、つけて良かったと感じています。
バルコニーの外側を木目調に変更:30,800円
バルコニーの外観デザインを木目調に変更しました。
軒天の色と合わせることで、統一感を持たせようと考えたためです。
狙い通り、軒天との統一感を持たせることができました。
キッチンのシンクを流レールシンクに変更:28,600円
流レールシンクとは、通常のシンクに比べて、ゴミが自然と排水口に流れやすい構造になっているシンクです。
普段の皿洗いやシンクの手入れが楽になればと考え、導入しました。
結果、水が流れるコース上にゴミを誘導すれば流れてくれるものの、そこまで誘導するのに意外と手間がかかるなど、思っていた程の恩恵はありませんでした。
室内物干の設置(2カ所):27,500円

賃貸マンションに住んでいた頃から室内物干を重宝していたので、絶対必要だと考え、設置しました。
設置場所は、1階の洗面所と2階の寝室です。
洗面所の室内物干は、乾太くんで乾燥したくないものを干すために大変重宝していますので、つけて正解だと感じます。
一方、寝室の室内物干は、バルコニーの近くという理由でつけましたが、バルコニーに洗濯物を干すことがほとんどないので、あまり使っていません。
ただ、冬場の乾燥する時期にタオル等を干したりする場合に使うので、つけて後悔はないです。

本当は収納できるタイプの室内物干をリビングにつけたかったのですが、妻に最後まで反対されて、実現できませんでした…。
ユニットバスのバスタブをサーモバスに変更:25,960円
サーモバスとは、保温性に優れた浴槽のことで、通常の浴槽よりお湯の温度が下がりづらい効果があります。
我が家は毎日浴槽にお湯を張って入浴しますので、光熱費が少しでも減らせられればと考え、導入しました。
現在は家族で一緒に入るか、家族で入らなかった場合はシャワーだけ浴びるスタイルですので、サーモバスにした恩恵は特に感じていませんが、夜に張った40度のお湯が、翌朝になっても37度くらいで保温されているので、性能はかなり良いと感じます。
土間収納に可動棚の設置:23,100円
我が家の土間収納は、靴を収納するというよりは、ベビーカーやアウトドアグッズなどを収納できるようにしたいと考えていました。
ただ、靴を収納しない場合でも棚は必要だと考え、可動棚を設置しました。
棚を設置したおかげで、鍵関係、ハンカチ関係、マスクなど、外出時に必要な小物なども置くことができています。
アクセントクロスを追加:11,550円
桧家住宅の壁紙は、標準仕様の場合、選択するセレクテリアによって選べる壁紙が決まっています。
1つのセレクテリアで、数種類の壁紙が追加料金なしで選択できます。
それ以外の壁紙はオプションになり、壁紙によって㎡あたりの単価が決まっています。
我が家では、内装はセレクテリアですでにトータルコーディネートされているので、素人である我々が下手にいじらないほうが良いだろうと考えました。
そのため、標準仕様の壁紙をメインに選びつつ、寝室にあるウォークインクローゼットの壁紙のみオプションにしました。
標準仕様で選べる壁紙は無難なものしかありませんが、これで十分だったなと感じます。
コンロを無水両面焼きガラストップコンロに変更:8,800円
我が家は魚を焼く時などで、たまにグリルを使用します。
賃貸マンションのグリルは水が必要で、しかも片面しか焼けず不便でした。
そのため、水が必要なく、両面が焼けてひっくり返す必要のないグリルに変更しました。
ただ、そもそもグリルは火の通り具合が分かりづらかったり、使用後の洗浄が面倒だったりして、最近はほとんど使わなくなってしまいました。

ガラストップは手入れがしやすいです!
土間収納に枕棚とハンガーパイプを設置:5,720円
我が家は自転車で移動することが多く、雨天時には雨ガッパを使用します。
雨に濡れて帰ってきた時に、濡れた雨ガッパをかけられる場所が欲しいと考え、土間収納にハンガーパイプを設置しました。
結果、濡れた雨ガッパを室内に持ち込むことなく、玄関で脱いですぐにハンガーにかけることができるので、つけて良かったと感じます。
以上が、我が家で採用した全オプションです。
オプションの金額を抑える方法

こんなにオプションにお金かけられないよ…

オプションを厳選しましょう!
せっかくの注文住宅ですから、欲しい設備はどんどんつけたいと考えるのは自然なことです。
とはいえ、予算の範囲内に収めることが絶対条件ですので、人によってはオプションにお金をかけることができない場合もあります。
欲しいオプションはたくさんあるけど、何とか金額を抑えたい場合、以下のような方法が考えられます。
本当に必要なものだけを選ぶ
間取りや設備を考える時は、次の3つの基準で検討を行います。
これは、自分たちの生活にとって、本当に必要な設備と、あればいいかもと考えている設備を明確に分ける必要がある、ということです。
第1の基準が、生活する上で絶対に必要な設備が揃っているか、です。
生活する上で絶対に必要な設備とは、一般的に次のような設備です。
- トイレ
- キッチン
- 風呂
- 洗面所
- 玄関
- 収納
- 照明
- 電源
- 窓
- 換気システム
- 標準的な基準に適合した住宅性能
多くのハウスメーカーでは、上記の設備は標準仕様となっています。
これらの基本的な設備が揃っていれば、不自由なく生活を送ることができますので、ここを削ることはオススメしません。

建売の戸建てが、この基準ですね!
第2の基準が、生活の質を向上させることができる設備か、です。
第1の基準で確認した、生活に必要な設備についてのアップグレードや、新たな設備の追加を検討します。
生活の質を向上させるための具体的な視点は、次のとおりです。
- より使いやすくなるか
- より手入れがしやすくなるか
- 家事自体を減らしてくれるか
上記の視点で、特に使用頻度の高い設備や家事内容から、アップグレードや設備の追加を検討します。
この基準で考えて追加したオプションは、高い確率で満足度が高くなります。
なぜなら、生活を充実させる上で、必要性の高いオプションだからです。
実際、我が家でつけたオプションのうち、満足度の高いオプションは、いずれも機能性や利便性に優れたものになっています。
オススメのオプションについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

一方、機能性や利便性の考慮が不十分なまま導入したオプションは、満足度が低くなりがちです。
我が家でも、熟慮しなかったオプション関連は、その後の後悔が大きいです。
後悔したオプションについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

生活の質の向上を目的としたオプションは、削ることで大きな後悔をする可能性もあります。
しっかり考えた上で、それでも欲しければ、頑張って取り入れることをオススメします。
第3の基準が、見た目がより良いか、です。
これは、新たな設備の追加ではなく、すでにある設備の仕様を変更することがメインとなります。
機能面はすでに十分ではあるものの、見た目をより良くするための追加オプションと考えられます。
例えば、以下のような考えです。
- よりスタイリッシュにカッコよくしたい
- 高級感を持たせたい
- 家全体で統一感を持たせたい
- お気に入りのメーカーを使いたい
上記の考えは、いずれも自分の価値観が求めるもの=憧れを追い求めるものです。
性能面ではなく、自分の好みに合わせることになるので、生活を充実させる上での必要性としては、最も低くなります。
なぜなら、この基準で選んだオプションは、長く気に入るものもあれば、価値観の変化や慣れによって陳腐化するものもあるからです。
よって、オプションの金額を抑えたい時は、見た目がより良いから、という理由で選んだオプションの中から、まずは削減していくと良いです。

我が家では、折り上げ天井や間接照明など、オシャレだけど性能面で生活の質には寄与しないなと考えたオプションは外しました!
施主支給する
必要なものだけを選びたいが、その金額も抑えたいという場合、施主支給が効果的です。
一般的に、ハウスメーカーが仕入れる値段より、自分たちで購入する方が安く手に入れられることが多いからです。
楽天市場などを利用すれば、ポイントも貯まるのでお得です。
我が家では、外構工事の際に、ポストと宅配ボックスを施主支給しました。
ポスト、宅配ボックスとも楽天で購入しましたが、見積もり安く購入でき、しかも両者ともかなりの値段でしたので、得られたポイントも大きかったです。
我が家の外構費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。

住宅ローン控除については、こちらの記事で詳しく解説しています。

後から付ける
施主支給はできそうだけど、すぐには費用を準備できない場合、後付けすることもできます。
後付けする場合は、すぐに取り付けられるよう、間取りや配管工事など、あらかじめハウスメーカーに相談しておくことをオススメします。

いずれにしても、入念な計画・検討が必須です!
まとめ:オプション選びは超重要!
我が家の全オプションを金額順に解説しました。
我が家の全オプションは以下の通りです。
金額順 | オプション名 ※クリックでジャンプできます | 価格(税込) |
---|---|---|
1 | 小屋裏収納 | 483,725円 |
2 | 食器棚 | 372,900円 |
3 | キッチンをオープンキッチンに変更 | 279,400円 |
4 | ガス乾燥機「乾太くん」8kgタイプ | 269,500円 |
5 | 外壁のサイディングをアップグレード | 262,487円 |
6 | 玄関の手洗い場を追加 | 250,800円 |
7 | 電気設備工事(照明変更含む) | 191,609円 |
8 | キッチンの対面部分をカフェスタイルに変更 | 174,900円 |
9 | 水道メーター移設工事 | 165,000円 |
10 | 食洗機を深型に変更 | 151,800円 |
11 | 小屋裏収納の固定階段 | 138,380円 |
12 | 立水栓追加 | 117,700円 |
13 | 屋根材を「コロニアルグラッサ」に変更 | 86,080円 |
14 | リビングに神棚、リビング収納に可動棚を追加 | 80,300円 |
15 | 吹き抜けに手すりを設置 | 68,200円 |
16 | キッチンの水栓をタッチレス水栓に変更 | 62,700円 |
17 | 気密測定 | 59,400円 |
18 | 屋根の勾配を変更 | 57,387円 |
19 | すまい給付金のための保険法人検査 | 57,200円 |
20 | 軒天材変更 | 55,000円 |
21 | ユニットバスの照明をダウンライトに変更 | 48,400円 |
22 | キッチンにコンセント付きフロントスクリーンを設置 | 41,800円 |
23 | バルコニーに水栓を設置 | 38,500円 |
24 | 下駄箱の扉をミラー扉に変更 | 30,800円 |
25 | バルコニーの外側を木目調に変更 | 30,800円 |
26 | キッチンのシンクを流レールシンクに変更 | 28,600円 |
27 | 室内物干の設置(2カ所) | 27,500円 |
28 | ユニットバスのバスタブをサーモバスに変更 | 25,960円 |
29 | 土間収納に可動棚の設置 | 23,100円 |
30 | アクセントクロスを追加 | 11,550円 |
31 | コンロを無水両面焼きガラストップコンロに変更 | 8,800円 |
32 | 土間収納に枕棚とハンガーパイプを設置 | 5,720円 |
我が家はオプション増し増しになってしまいましたが、オプションの金額を抑えたい時は、以下の考え方を取り入れてみましょう。
- 「これがないと生活が成り立たない」というものは削らない
- 「生活の質が向上するもの」はしっかり考えて導入する
- 「憧れの生活が実現できるかも」と思えるものから削っていく
オプションは、その後の生活の質を左右する大事な要素です。
ですが、せっかくの注文住宅だからと言って、あれもこれも付けることはオススメしません。
これからの自分たちの生活に何が必要なのか、しっかり検討された上で、後悔のないオプション選びをしていただきたいです。
この記事が皆様の家づくりの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。