桧家住宅に決めた理由・住み始めてからの懸念点について解説

我が家が桧家住宅を選んだ理由

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質問者
質問者

なんで桧家住宅で家を建てようと思ったの?

ゆのたな
ゆのたな

我が家が求める注文住宅の条件と一致していたからです!

この記事では、我が家が桧家住宅で家を建てることにした理由と、住み始めてから感じている懸念点について解説します。

この記事でわかること(クリックでジャンプできます)

ハウスメーカー選びに迷っている方や、桧家住宅を検討している方の参考になりますので、是非ご覧ください。

我が家が桧家住宅に決めた理由

我が家が桧家住宅に決めた理由は、以下のとおりです。

  • 予算を考慮した提案
  • わかりやすい料金体系
  • 申し分ない性能

予算を考慮した提案

大前提として、予算を考慮した提案をしてくれました

高性能を求めていたので、予算を大幅に超過した提案をするハウスメーカーがある中で、予算を考慮した提案をしてくれたのは好印象でした。

桧家から提案された見積もりと間取りは、以下の記事でまとめています。

坪単価60万円は本当?桧家住宅で契約した間取りと見積もりを公開! 【桧家住宅】間取りと見積もり・坪単価を公開!【都内36坪の土地の場合】【スマートワン カスタム】
ゆのたな
ゆのたな

予算内の提案なんて当然かと思いきや、意外と予算を超えた提案をしてくるハウスメーカーも多かったんですよ…。

わかりやすい料金体系

桧家住宅の新築住宅は、次の2つの商品から成り立っています。

  • スマート・ワン:企画型住宅
  • スマート・ワン カスタム:セミオーダー式の注文住宅

我が家は間取りにこだわりがあったので、セミオーダー式のスマート・ワン カスタムを検討していました。

スマート・ワン カスタムは、大きさや形によって費用が決まっている「パレット」と呼ばれる四角形を組み合わせることで、オリジナルの間取りを作ることができます。

パレットごとの費用は決まっているため、パレットの位置を入れ替えるなどしても、全体の大きさが同じであれば、価格は変わらない、という仕組みになっています。

この仕組みのおかげで、見積もり時に提案された間取りの大きさを変えずに、自分たちの考えを最大限反映した間取りを作成することができました。

仮に間取りが変わるごとに価格が変わってしまうような料金体系だった場合、価格の変動が気になってしまい、ここまで自由に間取りを考えることはできなかったでしょう。

申し分ない性能

桧家住宅の注文住宅は、以下の性能面から総合的に考えて、コストパフォーマンスが高いと言えます。

  • 気密性・断熱性を確保できる工法
  • 耐震性・耐久性の高い工法
  • Z空調の標準装備

気密性・断熱性を確保できる工法

桧家住宅のWバリア工法の解説図
画像引用:桧家住宅

桧家住宅の家は、「Wバリア工法」を取り入れています。

  1. 現場発泡断熱材
    •  「アクアフォームLITE(屋根・壁)」
    •  「アクアフォームNEO+TP(基礎)」
  2. 遮熱タイプ通気スペーサー
    •  「アクエアーシルバー(屋根)」
  3. 透湿・防水・遮熱シート
    •  「アクアシルバーウォールライト(壁)」
  4. 断熱サッシ及び窓
    • 「断熱樹脂サッシ」
    •  「遮熱Low-Eペアガラス」

壁や屋根に断熱対策として、断熱材+断熱シートを取り入れているハウスメーカーは多く、桧家住宅もこの点にしっかりと対策がなされています。

屋根・壁・基礎の断熱材である「アクアフォーム」は、ヒノキヤグループのグループ会社である「日本アクア」が製造・施工を行っており、安心感があります。

窓については、基本が断熱樹脂サッシ+Low-Eペアガラス(アルゴンガス)で、オプションでアルミ樹脂複合サッシを選ぶことできますが、樹脂サッシで十分です。

気密性・断熱性の具体的な数値についてもホームページで公開されており、アクアフォームの高い気密性・断熱性が長期にわたって維持されることが示されています。

  • 築7年10ヶ月のモデルハウスの気密性・・・0.8㎠/㎡
  • 築11年6ヶ月のモデルハウスの熱伝導率・・壁0.0035w/mk 屋根0.0036w/mk 基礎0.0037w/mk

耐震性・耐久性の高い工法

画像引用:桧家住宅

耐震性は、注文住宅を考える上で必須です。

地震大国日本では、いつどこで大地震に見舞われるかわからず、我が家が暮らしている都内でも、首都直下型地震が近いうちに起こる、と言われ続けています。

桧家住宅の耐震耐久構造は、以下のように様々な対策が講じられることで、木造の中ではしっかりと地震に耐えられる構造になっています。

  • 安定の「耐震等級3」
  • 一般的な構造用合板より厚い「オリジナル耐力面材」
  • 在来工法と2×4工法のいいとこ取りの「ハイブリット工法」
  • 横揺れやねじれに強い「剛床工法」
  • 在来工法の弱点を補う「耐震金物」
  • 「ベタ基礎」

Z空調の標準装備

「Z空調」というと、全館空調の名称だと考える方が多いと思いますが、

全館空調+全館換気システム+高気密・高断熱住宅

という、3つのシステムを掛け合わせて快適な空間を作り出すシステムの総称が「Z空調」です。

桧家住宅のZ空調システムの図解
画像引用:桧家住宅

Z空調は、以下の組み合わせで成り立っています。

  • 「Wバリア工法」によって高気密・高断熱住宅を実現
  • 全熱交換型第1種換気システム「ココチE」は、外気との空気交換の際の熱交換率を約80%まで高めており、室内空気の換気を効率よく行いつつ、外気からの気温の影響を減らす
  • 各階配置のビルトインエアコンで、部屋の複数箇所から快適な風を送り出し、家全体の温度を一定に保つ

全熱交換式第1種換気システムの「ココチE」によって、室内の空気は外気の影響を最小限にしたまま、常に清潔に保たれます。

また、各回のビルドインエアコンによって、室内は常に快適な温度で保たれます。

快適な家を求めていた我が家にとって、Z空調は大変魅力的で、Z空調の存在が桧家に決めた一番の理由とも言えます。

ゆのたな
ゆのたな

こんな快適な空間を作り出すZ空調が標準仕様と聞いたら、欲しくなるに決まってます。

Z空調のメリット・デメリットは、以下の記事で解説しています。

【桧家住宅】Z空調のメリット・デメリットを解説

桧家住宅の家に住み始めてからの懸念点

質問者
質問者

桧家住宅が良かった理由はわかったけど、心配な点とかはないの?

ゆのたな
ゆのたな

当然あります。

ハウスメーカーを決める際、心配なことや不安なこと、疑問などは全て担当者に伝え、納得した回答を得た上で、桧家住宅に決めました。

しかし、いざ建てた家に住み始めると、以下のように、いくつか懸念点が浮かび上がってきました。

  • 保証が弱い
  • アフターサービスはイマイチ
  • Z空調の故障リスク

保証が弱い

桧家住宅では、10年間の基本保証に加えて、10年毎の有償メンテナンスを行うことで、最長で30年間の保証を受けることができます。

桧家住宅のアフターメンテナンス及び保証期間の図解

保証期間10年、有償メンテナンスによる最長30年保証は、大手ハウスメーカーの中では短めです

無料点検は30年まで行ってくれますが、10年ごとに必要なメンテナンスを有償で行わない場合、保証が延長されることはなく、万が一雨漏り等があった場合、有償での修理となってしまいます。

現状取り組んでいる対処法

保証が弱い点について、現状取り組んでいる対処法は、以下のとおりです。

  • 5年に1回程度、何らかしらの中規模修繕が入ることを想定したライフプランシミュレーションの作成
  • 修繕時の費用に困らないよう、コツコツ積立投資

保証が弱いことの最大のリスクは、修繕費の不足です。

そのため、修繕費に困らないよう、シミュレーションの上、資金の準備をしています。

設備機器保証について

桧家住宅では、以下の設備機器保証も有償で10年間ついてきます。

  • 給湯器
  • システムキッチン
  • ユニットバス
  • 温水洗浄便座
  • 洗面化粧台
  • ドアホン

設備機器保証は取り扱っていないハウスメーカーもあるので、この点は評価できます。

アフターサービスはイマイチ

桧家住宅では、オーナーに向けて、以下のようなアフターサービスの充実を謳っています。

  1. 専用コールセンターが24時間365日対応してくれる
  2. オーナーズアプリで簡単に修理依頼や相談ができる

緊急時はコールセンター、余裕がある時はアプリから問い合わせと、一見磐石なアフターサービス体制に見えます。

しかし、実際に使ってみると、どちらもイマイチと言わざるを得ません。

理由は以下の通りです。

イマイチな理由
専用コールセンターアプリから問い合わせるように誘導してくる
オーナーズアプリ問い合わせしても返事が返ってこない

コールセンターやオーナーズアプリを使ったのは数回だけですので、毎回上記のような対応ではないかもしれません。

ただ、少なくともアフターサービス体制がしっかりしているようには感じられません。

現状取り組んでいる対処法

何かあった時の問い合わせについては、アプリは使わず、購入時の担当者や工事監督に直接連絡するようにしています。

幸い、当時の担当者や工事監督は、引き渡しから2年が経った今でも、連絡すればすぐに対応してくれるので助かっています。

Z空調の故障リスク

Z空調を導入する上での1番の懸念点が、将来の故障リスクです。

Z空調も機械ですので、当然いつか壊れます。

Z空調にも引き渡しから10年間は、エアコン本体、室外機、換気システム全熱交換器の3つに対して保証がつきますので、最初の10年は安心して使えます。

Z空調は10年間の保証つき
画像引用:桧家住宅

しかし、それ以降については保証がなくなり、故障の際は有償修理、もしくは交換となります。

Z空調自体、導入コストも非常に安価で、130万円程度と言われています

そのため、万が一故障したとしても、他の全館空調より修繕・交換コストはかかりません。

しかし、エアコン本体や換気システム交換は規模の大きい工事になりそうですし、工事の間、空調も換気システムも使えないと考えると、季節によってはかなり厳しいです。

現状取り組んでいる対処法

Z空調の故障リスクについて、現状取り組んでいる対処法は、以下のとおりです。

  • 1年365日使用ではなく、本当に必要な時だけ運転するようにする
  • こまめに手入れをする
  • 保証リスク同様、資金をコツコツ準備する

少しでも長く使えるよう、使いすぎないこと、こまめに手入れすることで、寿命を伸ばしつつ、必要な費用の準備をしています。

まとめ:桧家住宅にして後悔は無し!

我が家が桧家住宅を選んだ経緯、住み始めてからの懸念点について解説しました。

我が家が桧家住宅に決めた理由は、以下の通りです。

  • 予算を考慮した提案
  • わかりやすい料金体系
  • 申し分ない性能

桧家住宅は、高気密・高断熱住宅であり、Z空調によって快適性を高めることができ、価格帯もミドルコストなので、総合的にコスパが良いハウスメーカーであると感じます。

ただし、実際に暮らし始めてから、以下のような懸念点も浮かび上がりました。

  • 保証が弱い
  • アフターサービスはイマイチ
  • Z空調の故障リスク

アフターサービスについての懸念が中心となりますが、今後の暮らしで実際に不具合が出てくるのか、その際にしっかり対応してくれるのかは、その都度まとめていきたいと思います。

注文住宅を検討する際の、少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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