桧家住宅のキッチンはビヴァリオよりステディアをオススメする理由を解説【メリット・デメリット】

桧家住宅のキッチンはビヴァリオよりステディアをオススメする理由を解説【メリット・デメリット】

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質問者
質問者

桧家の注文住宅を検討しているんだけど、キッチンはビヴァリオとステディアのどっちがいいかな?

ゆのたな
ゆのたな

ステディアをオススメします!

この記事でわかること(クリックでジャンプできます)

この記事では、桧家住宅で家を建てる際のキッチンは、クリナップのステディアをオススメする理由を解説します。

ビヴァリオとステディアで悩んでいる方、ステディアを検討している方、ステディアの実際のレビューが欲しい方の参考になりますので、是非ご覧ください!

桧家住宅で家を建てる時に選べるキッチン

桧家住宅で家を建てる際、標準使用では、以下の2種類からキッチンを選ぶことができます。

クリナップ:『ステディア』

クリナップ公式サイトのステディア
画像引用:クリナップ

ステディアは、大手住宅設備機器メーカー『クリナップ』が販売するシステムキッチンのうちの、中高級モデルです。

システムキッチンを販売する大手企業には、LIXIL、タカラスタンダード、パナソニック、TOTO、トクラスなどがありますが、クリナップはシステムキッチン業界で、全体の約20%のシェアを誇ります。

ここでは、以下の2点について確認します。

クリナップのシステムキッチンのラインナップ

クリナップが展開するセントロ、ステディア、ラクエラ
画像引用:クリナップ

クリナップが展開するシステムキッチンは、『セントロ』『ステディア』『ラクエラ』の3つです。

それぞれのキッチンシリーズの概要は、以下の通りです。

商品名特徴
セントロクリナップのシステムキッチンの最上位モデル。
最高級のステンレスが使用されており、オシャレで高機能。
ステディアクリナップのシステムキッチンの中高級モデル。
ステンレスエコキャビネットで耐久性に優れ、機能性やデザインも充実。
ラクエラクリナップのシステムキッチンの普及モデル。
木製キャビネットで機能性やデザインはそこそこ。

ステディアの特徴

ステディアの特徴は、以下の通りです。

好みに応じて様々なカスタマイズが可能

ステディアは、クリナップのシステムキッチンの主力モデルで、施主の好みに応じてさまざまなカスタマイズをすることができます。

そのため、日頃から自炊をする方、キッチンにこだわりたい方向けのシステムキッチンとなっています。

出典:クリナップ

高耐久のステンレスキャビネット

ステディアのキャビネットは耐久性の高いステンレスを採用しており、クリナップキッチンの1番の特徴です。

出典:クリナップ

ワークトップは4種類から選べる

ワークトップはセラミック、コーリアン、アクリストン、ステンレスの4種類から選ぶことができます。

出典:クリナップ

流レールシンクでゴミが集めやすい

シンクはゴミが排水溝に向かって流れやすい構造の『流レールシンク』が採用されています。

出典:クリナップ

大容量の収納

収納は大容量で、ツールポケットやスライドボックスを付けることで整理もしやすくなります。

出典:クリナップ

以上が、ステディアの特徴です。

桧家オリジナルブランド:『ビヴァリオ』

桧家ブランドのビヴァリオ
画像引用:桧家住宅

ビヴァリオは、桧家住宅オリジナルのインテリアブランド『プレミアム・ワン』のキッチンです。

製造元は大手建材・住宅設備メーカーの『永大産業』です。

ビヴァリオには、ペニシュラン型・アイランド型の『ビヴァリオ1』と、二の字型の『ビヴァリオ2』があります。

ビヴァリオの特徴は、以下の通りです。

オープンカウンターキッチン

ビヴァリオは、標準がオープンカウンターです。

デザイン上、腰壁を作って手元を隠すような変更はできないようです。

オープンカウンターは、キッチンを広く使うことができ、開放感がありますが、手元を隠せない、油はねが気になるなどのデメリットもあります。

オープンカウンターについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【ステディア】対面キッチンならオープンキッチンをオススメする理由【メリット・デメリット】 【ステディア】対面キッチンならオープンキッチンをオススメする理由【メリット・デメリット】

キッチン側とダイニング側の棚のタイプを自由に組み合わせられる

ビヴァリオのリビング側とキッチン側の棚の組み合わせ図
画像引用:桧家住宅

ビヴァリオは、キッチン側・リビング側の棚のタイプがそれぞれ2種類あり、自由に組み合わせることができます。

キッチン側はオープンタイプ・引き出しタイプを選べます。

リビング側はオープンタイプ・扉タイプを選べます。

特にリビング側収納は、大手のシステムキッチンではオプション扱いになることが多いので、標準で選べるのは良い点です。

ゆのたな
ゆのたな

当然、ステディアでもオプション扱いです!

食器洗い乾燥機・デザイン水栓が標準装備

大手のシステムキッチンの場合、食器洗い乾燥機やデザイン水栓はオプション扱いで、導入には追加料金がかかることが多いです。

しかし、ビヴァリオの場合、食器洗い乾燥機とグースネックのデザイン水栓が標準装備されています。

桧家住宅で選べるステディアは、食洗機は標準装備、デザイン水洗はオプション扱いです。

セレクテリアのデザインが反映される

桧家住宅の内装デザインは、いくつかの決められたパターンから選択する『セレクテリア』という形式をとっています。

ビヴァリオのデザインは、セレクテリアのデザインパターンがそのまま反映されるので、キッチンとリビングダイニングに統一感を持たせることができます。

以上がビヴァリオの特徴です。

ビヴァリオとステディアの比較

ビヴァリオとステディアの両者を比較すると、次のようになります。

ステディアビヴァリオ
カウンタータイプ様々なタイプから選択オープンカウンターのみ
キャビネットステンレスエコキャビネット木製キャビネット
ワークトップ・4つから選択
・カラーが豊富
3つから選択
シンク・流レールシンク
・サイズ変更可
・材質選択可
・通常シンク
・ステンレスのみ
水栓・様々なタイプから選択
・浄水器を付けられる
・グースネックのデザインのみ
・浄水器を付けられる
コンロ・ガスコンロ、IH選択可
・ハイブリットコンロが選択できる
ガスコンロ、IH選択可
レンジフード様々なタイプから選択標準のスリムレンジフード
キッチン収納・引き出しのみ
・引き出し最大3段
・引き出しとオープンタイプから選択
・引き出し1段
食器洗い乾燥機様々なタイプから選択標準の食器洗い乾燥機
デザイン様々な材質、カラーから選択セレクテリアに合わせたデザイン

上記のように比較すると、

  • ステディア:キッチンにこだわりたい人向け
  • ビヴァリオ:キッチンはシンプルで良い人向け

となります。

ゆのたな
ゆのたな

我が家の場合、 日頃から自炊することが多く、キッチンにこだわりたい想いがあったため、ステディアを選びました。

ステディアをオススメする理由

質問者
質問者

なんでビヴァリオよりステディアを選んだの?

ゆのたな
ゆのたな

キッチンにこだわりたかったからです!

ステディアをオススメする理由は、以下の通りです。

多様な選択肢から、理想のキッチンが作れる

ステディアはビヴァリオと比べて、多くの選択肢からキッチンを作っていくことができます。

我が家では日頃から自炊が多く、以下のようなキッチンが欲しいと考えていました。

  • タッチレスのホース付き水栓が欲しい
  • 大容量の食洗機が欲しい
  • 作業スペースは広くしたい
  • 収納をしっかり確保したい
  • 手入れの手間を減らしたい
  • 自分好みのオシャレなキッチンにしたい

上記の全てを満たすことはビヴァリオではできないと考え、ステディアを選びました。

実際、ステディアでは上記の全てをクリアしたキッチンにすることができました。

キッチンにこだわりたい人は、迷わずステディアを選んだ方が良いです。

ゆのたな
ゆのたな

細かく考えるのは大変でしたが、その分満足度の高いキッチンにできました!

ステディアのオススメオプションについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【ステディア】我が家のオプションを解説【オススメ・付けなくて良かった・付けなくて後悔】

ステンレスエコキャビネットが標準装備

ステディアのステンレスエコキャビネット
画像引用:クリナップ

クリナップキッチンの最大の特徴であるステンレスキャビネットが標準装備なのは、やはり良いです。

我が家では油類や洗剤類を収納していますが、ニオイ移りは全く気になりません。

また、キャビネットがステンレスであることは外観からはわからないので、デザインを楽しみながらステンレスのメリットを享受できます。

引き出しについて

ステディアは引き出しについても、底板にステンレスを採用しています。

調味料や油などで底板が汚れることがよくありますが、ステンレスであれば手入れも簡単です。

ゆのたな
ゆのたな

我が家が購入後に底板もステンレスになったようで、我が家の引き出しの底板は木製です…。

収納力が高い

ステディアのキャビネットは、上段・中段・下段の3段構造となっています。

上段は小物入れ、中段はメイン収納、下段は普段使わないものと、用途に分けて収納することができます。

我が家はつけなかったのですが、中段にはスライドボックスやツールポケットをオプションでつけることができ、さらに収納力を高めることができます。

下段にあるフロアコンテナは、床ギリギリの高さに設置してあり、スペースを有効活用しようとするクリナップの工夫が感じられます。

ゆのたな
ゆのたな

間取りの関係でパントリーが設置できなかったので、キッチンの収納は必須でした!

以上が、ステディアをオススメする理由でした。

ステディアの注意点

一方、ステディアの注意点は、以下の通りです。

流レールシンクはゴミ処理に難あり

我が家では、夕食後の食器洗いは僕(筆者)が担当しています。

そのため、毎日シンクで作業をしますが、流レールシンクについては以下の2つの不満があります。

それほどゴミは流れない

こちらはクリナップの流レールシンクの紹介動画です。

出典:クリナップ

動画で紹介されているように、確かに水が直接当たるところのゴミは、比較的自然に流れていきます。

しかし、食器洗いをすると、間違いなくシンク全体にゴミが散乱します。

動画のようにお皿1つを水洗いするだけではなく、調理で使った調理器具や、家族分の食器を全て洗うのですから、シンク全体が汚れるのは当然のことです。

特に、三角コーナーを水栓とは逆側に配置すると、どうしてもゴミが落ちてしまいます。

水栓から遠いところにあるゴミは手動で流す必要があり、シンク手前にある流レールに乗せなければ、排水口まで流れてくれません。

質問者
質問者

なら、動画のように排水口のところに三角コーナーを設置すればいいんじゃない?

ゆのたな
ゆのたな

そうすると、三角コーナーが丸見えになってしまうのです。

水栓の位置は、作業の効率を考え、コンロ側に設置されています。

三角コーナーを水栓側に設置すると、キッチンの入口から三角コーナーが丸見えになってしまいます。

三角コーナーを毎日掃除していればいいのですが、掃除しない日もあるという場合、三角コーナーに積まれたゴミが丸見えになってしまいます。

また、例え三角コーナーの位置を水栓側に持ってきたとしても、シンクで作業をする以上は、ゴミがシンク全体に散乱する状況は大きくは変わりません。

そのため、流レールシンクをフル活用するためには、シャワーホース付き水栓で、シンク全体を洗い流す必要があります。

シャワーホース付きの水栓であれば、シンクの奥まで水を当てることができるので、散乱したゴミを流レールまで流しやすくなります。

ゆのたな
ゆのたな

シャワーホースがないと、手入れが大変そうです…。

タッチレス水栓については、以下の記事で詳しく解説しています。

タッチレス水栓のメリット・デメリット【後悔はしてません】 タッチレス水栓のメリット・デメリット【後悔はしてません】

排水口のクリン網カゴは持ち手のところにゴミが詰まる

ステディアの排水口はシンクと一体になっており、掃除がしやすいです。

ただし、クリン網カゴがあることで掃除の手間が増してしまっています。

クリン網カゴは、排水口で細かいゴミをキャッチしてくれる役割があります。

我が家では、排水口のゴミ処理のために、クリン網かごに排水口ネットを取り付けて使用しています。

このようにすることで、クリン網カゴに溜まったゴミをパッと捨てることができるのですが、難点もあります。

クリン網カゴには、排水口から取り外せるように持ち手がついています。

この持ち手の部分にゴミが挟まり、排水口ネットまでゴミが集まらないのです。

そのため、クリン網カゴを一度外し、持ち手付近に溜まっていたゴミを手で回収するという手間が発生します。

この手間が掃除のたびに発生するので、地味にストレスです。

ゆのたな
ゆのたな

持ち手を奥にするなど、改善してほしい部分ですね。

カフェスタイル収納は使いづらい

ステディアでは、カフェスタイル収納というデザイン性の高いカップボードを選ぶことができます。

食器類の多かった我が家では、カップボードは充実させたいと考えており、収納力やデザイン性の優れたカフェスタイル収納がとても気に入り、導入しました。

しかし、使ってみると致命的に使いづらいポイントが発覚しました。

それは、扉の開閉です。

カフェスタイルの収納扉には取っ手がなく、プッシュタイプの開閉方式になっていますが、これがとても使いづらいのです。

開くときは扉をプッシュするだけで半開きになり、容易に開くことができます。

しかし、扉を閉めるときは、半開きの状態から扉を押し込む必要があります。

開くときと違い、プッシュラッチがある所をピンポイントで「ぐっ」と押し込まなければ、扉は閉まってくれません。

手際よく作業したい時など、閉めたはずの扉が半開きだと、地味にストレスです。

ゆのたな
ゆのたな

最近ようやくコツを掴みましたが、それまでは半開き放置もしばしば。

高額になりやすい

こちらは導入の際のデメリットですが、理想のキッチンにしようとすればするほど、高額になります。

我が家でも、内装オプションで一番高額だったのは、キッチン費用です。

我が家の場合は、賃貸マンションの頃から自炊率が高く、使いやすいキッチンを理想としていたので、ここにお金をかける事は問題ないと判断しました。

しかし、選択肢が多く、カスタム性が高い分、あれもこれもと際限なく選しまうのは、予算オーバーの要因ともなり危険だと感じます。

ステディアを検討する際は、自分達の家に何を求めるか、予算や優先順位をしっかり考えてから検討しましょう。

まとめ:キッチンにこだわりたいなら、ステディアがオススメ!

桧家住宅で家を建てるなら、キッチンはビヴァリオよりステディアをオススメする理由を解説しました。

ステディアとビヴァリオを比較すると、以下のようになります。

ステディアビヴァリオ
カウンタータイプ様々なタイプから選択オープンカウンターのみ
キャビネットステンレスエコキャビネット木製キャビネット
ワークトップ・4つから選択
・カラーが豊富
3つから選択
シンク・流レールシンク
・サイズ変更可
・材質選択可
・通常シンク
・ステンレスのみ
水栓・様々なタイプから選択
・浄水器を付けられる
・グースネックのデザインのみ
・浄水器を付けられる
コンロ・ガスコンロ、IH選択可
・ハイブリットコンロが選択できる
ガスコンロ、IH選択可
レンジフード様々なタイプから選択標準のスリムレンジフード
キッチン収納・引き出しのみ
・引き出し最大3段
・引き出しとオープンタイプから選択
・引き出し1段
食器洗い乾燥機様々なタイプから選択標準の食器洗い乾燥機
デザイン様々な材質、カラーから選択セレクテリアに合わせたデザイン

上記の表のように、

  • キッチンはシンプルで良いのであれば、ビヴァリオがオススメ
  • キッチンにこだわりたいのであれば、ステディアがオススメ

となります。

ステディアをオススメする理由は、以下の通りです。

一方、ステディアの注意点は、以下の通りです。

この記事が皆様にとって参考になれば幸いです。

最後まで読みいただき、ありがとうございました。

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