【赤ちゃん連れ旅行】生後3ヶ月の赤ちゃんと温泉宿に泊まって後悔した点と確認・準備すべきポイントを解説

赤ちゃん連れ旅行で確認・準備すべきポイントを解説

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質問者
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3ヶ月の赤ちゃんを温泉に連れて行っても大丈夫?

ゆのたな
ゆのたな

気をつけることはたくさんありますが、しっかり準備すれば大丈夫!

この記事でわかること(クリックでジャンプできます)

この記事では、赤ちゃん連れにも関わらず、しっかり下調べをせずに弾丸で温泉宿に宿泊して後悔した我が家が、次に宿泊するなら絶対確認・準備することを解説します。

赤ちゃんがいるご家庭で、温泉宿に宿泊することを検討している方々の参考になりますので、是非ご覧ください!

そもそもいつから赤ちゃんを旅行に連れて行って平気?

両親と子供のおもちゃが路上でバスに手を上げている

多くのブログや旅行サイトで掲載されている話題ですが、明確にいつから旅行に行くことができるかの記載は、調べた限りではありませんでした。

しかし、首が座る生後4ヶ月頃、予防接種がある程度終わる生後6ヶ月頃がオススメ、という意見が多かったです。

我が家の場合、車移動が合っている(車だと高確率で長時間寝てくれる)、首が座り始めていること、医者に確認してOKをもらったことで、生後3ヶ月で旅行に連れていくことを決めました。

赤ちゃんを旅行に連れて行っても大丈夫かどうかの判断するために、下記の2点を確認すると良いです。

  • 健康状態はどうか
  • 移動に耐えられるか

健康状態はどうか

まずは健康状態です。

赤ちゃんの健康状態が万全であることが、旅行に連れていく上での大前提となります。

これは、かかりつけの医者に確認することが一番です。

かかりつけの医者に、旅行に連れていくことが健康上問題ないか、旅行前にしっかりと確認しましょう。

移動に耐えられるか

旅行の移動は、車、電車、飛行機などの交通機関を利用します。

また、大半は1時間以上の長時間移動となりますので、その移動手段や距離、時間に耐えられるか、ということも判断基準の1つとします。

「耐えられるか」というのは、具体的には次のようなポイントです。

  • 体力的に耐えられるか(疲労から発熱したりしないか)
  • 機嫌が悪くならないか(すぐにぐずってしまわないか)

体力的に耐えられるか

1つは体力的な問題です。

生後間もない赤ちゃんは、当然ですが体力がなく、日中も寝ていることが多いです。

自宅などでは、ベッドなど無理のない姿勢で寝かせてあげられるからこそ、ゆっくり眠ることができるのですが、移動中はそうも行きません。

多くはベビーカー、チャイルドシート、もしくは抱っこ紐で眠ることになります。

いずれも自宅のベッドに比べると姿勢、振動、騒音等の環境は良くありません。

そのような環境下で寝かせる、過ごさせることで、赤ちゃんの体力は自宅にいるより確実に消耗します。

そのため、どの移動手段で、どのくらいの時間であれば無理がないのか、慎重に検討し、確実に無理のない範囲で計画することが大切です。

どれくらいなら大丈夫かは、赤ちゃん一人一人異なりますが、共通して言えることは、絶対に無理な計画を立てないということです。

楽しくなるはずの旅行なのに、赤ちゃんが体調を崩してしまっては元も子もありません。

機嫌が悪くならないか

次に機嫌の問題です。

赤ちゃんは「泣く」ことでしか、自分の不快を表現できませんし、大人のように環境等に対する耐性がありませんので、些細なことで不快感を感じてしまいます。

そのため、移動中に機嫌が悪くなる可能性が極めて高く、ほぼ間違いなく泣きます。

ただ、頻繁に泣くのか、あまり泣かないかは、赤ちゃんの個性や、移動手段に対する慣れなどによって変わってきます。

そこで、旅行に行くまでに、赤ちゃんの個性をしっかり把握することや、旅行の移動手段にしようとしている交通機関を何度か試してみて、赤ちゃんの様子を確認することが大切です。

赤ちゃんにとって、どの移動手段が一番負担が少ないのか、機嫌が悪くなった時はどうすれば落ち着きやすいのかなど、事前にしっかり考えておきましょう。

ゆのたな
ゆのたな

事前に何度か車でお出かけすることで、赤ちゃんの様子を確認しました。

赤ちゃん連れ旅行の移動方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

子育て世帯の車旅行と電車旅行のメリット・デメリット 【赤ちゃん連れ旅行】車旅行と電車旅行のどちらが良いか?【東京から岩手の旅行で考える】

赤ちゃんがいる家庭が選ぶべき宿の特徴

クマのぬいぐるみが置かれたベビーベッドとゾウのぬいぐるみが置かれた椅子がある子供部屋

赤ちゃんがいる家庭が選ぶべき宿の特徴は、以下の通りです。

  1. ウェルカムベビーのお宿
  2. 客室で全てが完結できる宿

ウェルカムベビーのお宿

ウェルカムベビーのお宿とは、ミキハウス子育て総研株式会社が2008年から開始した、子育てファミリーが安心して利用できる宿泊施設であることが認定するプロジェクトで認定されたホテル・旅館・温泉宿等のことです。

認定取得には、ミキハウス子育て総研が掲げる評価基準全100項目のうち、70項目以上をクリアする必要があリます。

公式ホームページに載っていた評価項目の一部抜粋を参考までに掲載します。

ウェルカムベビーのお宿の評価基準一覧表の一部抜粋
画像引用:ウェルカムベビーのお宿

子育てファミリーに配慮された客室構造・サービスでなければクリアできない内容になっており、子育てファミリー向けのサービスが充実していることが期待できます。

我が家の場合

我が家はウェルカムベビーのお宿を利用したことがあり、その利便性を認識していたにも関わらず、弾丸旅行の際はウェルカムベビーのお宿が見つからず、利用できませんでした。

子供への対応はそれなりの宿を選んだつもりでしたが、特にお風呂は利便性が悪く、やはりウェルカムベビーのお宿を選ぶべきだったと後悔しました・・・。

ゆのたな
ゆのたな

赤ちゃんがいるならホテルの下調べは必須!

以下は、我が家が利用したウェルカムベビーのお宿を紹介した記事です。

赤ちゃん連れで宿泊するなら、これくらい整ったところに泊まりたいところです。

客室で全てが完結できる宿

赤ちゃんがいる場合、ぐずったり、授乳が必要だったり、オムツ替えをしたりで、周りの人への配慮が必要になります。

周りの人への配慮ばかりしていたら、せっかくの旅行も気が休まらないですよね。

そこで、宿についてから赤ちゃんが過ごす時間が、全て客室で完結できる宿を選ぶことをオススメします。

具体的には以下の通りです。

  • 食事を客室で取ることができる
  • 客室にユニットバス・もしくは貸切家族風呂がある

食事を客室で取ることができる

レストランや食堂で朝食や夕食をとる場合、赤ちゃんをどうするかが問題になります。

特に、赤ちゃんがまだ小さい場合は、子供用の椅子に座らせることもできませんので、ベビーカーか、抱っこ紐で対応することになります。

また、赤ちゃんがいつぐずりだすかもわからない状況では、落ち着いて食事を楽しむこともできません。

そこで、客室に食事を持ってきてくれるサービスが利用できるか、確認することをオススメします。

自分達の部屋であれば、多少赤ちゃんがぐずったり、いざ授乳をしようとしたりしても、周りの目を気にする必要がなくなります。

我が家の場合

我が家が利用した宿は、お座敷の食事会場でテーブルと椅子を使うシステムだったので、ベビーカーはおろか、床に置くこともできず、抱っこ紐で対応しました。

抱っこ紐をつけ、ときどきグズる赤ちゃんをあやしつつ、子供にかからないように恐る恐る食べる朝食は、当然味わう余裕はありませんでした

ゆのたな
ゆのたな

周りの目を気にする必要があるかどうかは結構大事です!

客室にユニットバス・もしくは貸切家族風呂がある

一番気にすべきは、お風呂です。

月齢が1歳未満の赤ちゃんの場合、下記の理由から大浴場を使うことをオススメされていません

  • 不特定多数が利用する大浴場は、免疫機能が完全でない赤ちゃんにとって、衛生面の不安があるため
  • 大浴場のお湯は温度調節ができず、赤ちゃんにとって刺激が強すぎたり、のぼせてしまう危険性があるため
  • 温泉は普通のお風呂と違い、さまざまな化学物質が含まれており、赤ちゃんの肌への刺激が強すぎるものが多いため

上記に加え、大浴場だと混浴でない限り、片方の親しか赤ちゃんのお世話ができないのも大きなデメリットだと感じます。

自分のことをしながら赤ちゃんのお世話もするのは、自宅で同じようにするより相当難易度が高いはずです。

A型夫
A型夫

分担は必須です!

そのため、月齢が小さければ客室のユニットバス、1歳に近ければ家族風呂というような考え方が良いです。

ユニットバスは通常のお風呂と同じなので、自宅と同じように赤ちゃんをお風呂に入れることができます。

家族風呂は温泉水であることが多いですが、使用人数は大浴場よりは制限されていて衛生面の不安はやや抑えられますし、家族で入るため両親で赤ちゃんの世話をすることができます。

我が家の場合

我が家の弾丸旅行では、家族風呂があるところにしました。

ところがその家族風呂は、脱衣所含めて屋外にあり、かつ洗い場が一切なく、湯に浸かるだけの家族風呂でした。

しかも、家族風呂があることに安心して、ユニットバスがないことを知りませんでした。

外は寒く、洗い場もなかったので、家族風呂は断念し、赤ちゃんはタオルで体を拭くだけになりました…。

ゆのたな
ゆのたな

赤ちゃんのお風呂は絶対ユニットバスです!

客室で食事や風呂が完結できるお宿については、以下の記事で詳しく解説しています。

埼玉県秩父市にある旅館ですが、大変良かったので、こちらもぜひ参考にしてください!

ちちぶ温泉 羊山邸の宿泊レポート【赤ちゃん連れ旅行】 ちちぶ温泉 羊山邸の宿泊レポート【赤ちゃん連れ旅行】

赤ちゃんがいる家庭が温泉宿に泊まるときに確認・準備すべきこと

良い・普通・悪いのチェックリスト
質問者
質問者

色々気をつけなきゃいけないのはわかったけど、要するにどうすればいいの?

ゆのたな
ゆのたな

宿への確認、持ち物についてまとめましょう!

温泉宿に泊まるときに宿に確認すべきこと

上記で説明した2点(ウェルカムベビーのお宿・客室で完結できる宿)の他に、温泉宿に泊まるときに宿に確認すべきことは、以下の通りです。

宿泊プランに下記の点についての記載がない場合、問い合わせてみましょう。

食事について・客室での提供はできるか
・離乳食の提供はあるか
・子供用食器(皿・フォーク・スプーン、エプロンなど)はあるか
・アレルギー対応してくれるか
・子供用の椅子はあるか(ベルトの有無も)
施設について
(部屋や館内設備・貸し出しサービス)
・(ミルクを作る場合)電子ケトルはあるか
・(哺乳瓶を消毒したい場合)消毒用の道具や電子レンジはあるか
・子供用アメニティは揃っているか(館内着・歯ブラシ・スリッパ)
・オムツ用ゴミ箱の貸し出しはあるか
・加湿器や空気清浄機があるか、もしくは貸し出しがあるか
・ベビーベッドの貸し出しはあるか
・ベビーカーの貸し出しはあるか
・キッズルームはあるか
風呂について
客室家族風呂・大浴場)
・客室にユニットバスはあるか
・泉質や水温は子供にとって熱すぎないか
・オムツが取れていない赤ちゃんの入浴は可能か
・ベビーバスの貸し出しはあるか
・赤ちゃん用のシャンプーなどの貸し出しはあるか
・脱衣所に赤ちゃんを置ける台があるか(男女とも)
その他・チェックインやチェックアウトの時間に余裕はあるか
・周辺に遊べる施設はあるか
・周辺に小児科はあるか
・自宅から宿までの道中にあるショッピングセンター、サービスエリアなどに授乳室があるか

食事について

ウェルカムベビーのお宿では、レトルトの離乳食を用意してくれる宿もあるので、大人の食事から準備したり、離乳食を用意したりしなくてよい場合があります。

アレルギーがある赤ちゃんの場合、アレルギー対応してくれるかの確認も大事です。

ゆのたな
ゆのたな

レトルトの離乳食に抵抗がなければ、宿が準備してくれるものを使った方が、荷物が少なくなりますよ!

アレルギーがある場合は、自分たちで用意する方が無難です。

施設について

赤ちゃんや子供が使う道具の貸し出しがあるかどうかの確認をしてみましょう。

ウェルカムベビーのお宿では、多くのベビーグッズの貸し出し、無料提供などを行なっています。

ゆのたな
ゆのたな

月齢の低い赤ちゃんはオムツを頻繁に交換するので、オムツ用ゴミ箱があると助かりますよ!

風呂について

前項で解説しましたが、赤ちゃんがいる場合は、できるだけ客室のユニットバスや、貸切家族風呂を使いたいところです。

家族風呂を使用する場合や、それでも大浴場を利用したい場合は、そもそもオムツの取れていない赤ちゃんが入っていいのか、宿に確認した方が良いです。

また、泉質や水温についても確認できると良いです。

温泉の泉質は大きく10種類に分かれており、赤ちゃんにとって刺激の少ない泉質は、単純温泉というようです。

詳しくは、日本温泉協会のホームページで解説されています。

大浴場を利用したい場合は、服を脱がすところから、入浴を終えて服を着せるところまでをシミュレーションしてみた上で、どこに何が必要か、考えてみることをオススメします。

その上で、必要なものの貸し出しがあるか、準備があるか確認してみましょう。

ゆのたな
ゆのたな

赤ちゃんのお風呂は特に大変なので、絶対確認しましょう!

その他の確認事項

赤ちゃんとの旅はトラブルが起きやすいと思うので、チェックインやチェックアウトに余裕があるプランがオススメです。

また、宿の周辺に遊べる場所や、小児科の有無なども確認できていると良いと思います。

さらに、自宅から宿までの道中にあるショッピングセンターや、高速道路のサービスエリアなどに授乳室があるかも調べておくと良いです。

授乳室には、授乳できる個室はもちろん、ミルクを作るための熱湯、オムツ替えのための台、オムツを捨てるためのゴミ箱などが用意されていますので、積極的に利用したいところです。

ゆのたな
ゆのたな

大きなサービスエリアには授乳室が完備されていることが多く、我が家も活用しました!

温泉宿に泊まるときに準備すべきもの

宿に確認ができたところで、必要なものを準備します。

我が家の場合必ず準備するものとして、下記に一覧でまとめましたので、参考にしていただければと思います。

もちろん宿で借りられるもの、もらえるものは準備しなくて大丈夫です。

大きいカバン・オムツ(旅行日数×5枚程度)
・お尻拭き
・下着・服(旅行日数×2〜3枚程度)
・スタイ(旅行日数×3枚程度)
・防寒着(夏場は不要)
・靴下(2足程度、夏場は不要)
・哺乳瓶消毒器
・哺乳瓶洗浄セット(洗剤・スポンジ)
・保湿クリーム
・赤ちゃん用ボディソープ
・体拭き用ガーぜ(旅行日数分)
・体温計
手持ちのカバン・オムツ(予備5つ程度)
・お尻拭き
・オムツ替えの時に敷く防水シート(1枚)
・下着・服(予備1セット)
・スタイ(予備3つ程度)
・哺乳瓶(2つ)
・粉ミルク(旅行日数分)
・保温水筒に入れた熱湯(粉ミルク用)
・保険証
・母子手帳
・常備薬
・日焼け止め
・ビニール袋(オムツごみ・汚れ物入れ)

上記に大人の持ち物が加わります。

我が家の場合

我が家は車で旅行をしたので、これだけの荷物も持ち運び可能でした。

もし電車旅行を計画する場合は、できるだけ持ち物を減らすために、いろいろ貸し出してくれる宿を選んだ方が良いですね。

ゆのたな
ゆのたな

旅行の旅に、車の便利さを痛感します!

まとめ:赤ちゃんとの旅行は事前の準備が最重要!

赤ちゃんがいる家庭が、温泉宿に泊まる際に確認すべきポイント・準備すべきものを解説しました。

赤ちゃんとの旅行は、とにかく確認したり、準備したりすべきことが多いです。

それは当たり前のことなのですが、それでもできるだけ赤ちゃんの負担を減らしつつ、大人も含めて家族全員で旅行を楽しみたい!と考えるのであれば、事前の確認や準備の徹底が必要です。

我が家はそれを怠ったばかりに、後悔の残る旅になってしまいました。

子育て世帯に向けたサービスは世の中に多くあり、ウェルカムベビーのお宿もその一つです。

今回紹介したサービスや提案を少しでも参考にしていただき、楽に、楽しい旅行にしていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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